大学祭茶会 秋聲

こんにちは、大学祭茶会実委の1人だった高井が今日のブロガーです。

 

昨日は大学祭茶会でした。

ここ最近私の中の優先順位をぐいぐい押し上げていた大学祭茶会準備でしたが、当日になってしまうとあっという間。

しかも今となっては、結構前に終わってしまったみたいな気分です。

 

当日は朝4時半起床で着付けやらの準備。

前日にたくさん雨が降っていたので少し不安でしたが、なんとかもちそうという天気でした。

あぁよかったなぁと景色を見ながら、行きの電車でお菓子の銘を考える^^;

 

大学会館に着いて準備の続き。

宅配便で配達される予定だったお菓子も無事1席目の1時間前には届きました。

パンフレットや会期は推敲の甘さからミスが見つかったとはいえ、なんとか訂正。

堀坂くんもきちんと紫の花束を持って、ネクタイを緩めたスーツ姿で颯爽と現れる。

呈茶のセッティングもみんなの着付けも順風満帆!と思いきや、

まさかのお菓子潰れてるじゃん!という事態。

きれいな紅葉カラーの茶巾絞りのはずが、頭のとこがへちょって潰れているのが一箱。

他の箱もへちょ率は低いにせよ、潰れてしまってるお菓子がちらほらありました。

けどさすがは茶道研究会員。

点出の人たちがお菓子を用意するとき、丁寧にへちょってないものを選別し、さらにへちょを尖らせてくれたそうです。特に点出たくさん入ってた正木さん。

正木さんは茶会後、へちょを調整するのが上手くなったと打ち明けてくれました笑

そんなこんなで、菓子の銘 落葉雨 に決定。

季節も冬にさしかかる頃になると、落ち葉が木からぱらぱら落ちてきて雨のよう、という意味です。

 

濱中先生がお花を持ってきてくださいました。

ニシキギの照葉は上品でしっとり大人っぽく、床が一気に秋の風情に。

フウセンカズラは愛嬌あるし、イソギク、ウジギク、シロバナササリンドウは可憐でかわいらしいし。

掛物は手作りの月と兎だし、香合もディテイルが面白いし、今日の床は茶目っ気あるなぁ笑

 

そうこうしてるまに1席目がはじまる11時に。

半東の増田さんと点前の毛利さんはばっちり決めてくれました。

個人的には水屋で初めて釜の前を担当し、経験値上がりました!

 

午前中の席では、釜のお湯がたぎる音が聞こえるようなひっそりと穏やかな席でした。

午後からはお客さんが増え、3席目では呈茶もたくさん楽しんでいただき、4席目では留学生の方も5名参加、5席目では定員の20名を達成。

最後の6席目は打って変わって落ち着いた席で締めくくりました。

他の茶道サークルからのお客様もいらしてましたが、普段お茶に馴染みのない方も多かったようです。

呈茶にしろ、英語版飲み方マニュアルにしろ、みんなでいろいろ考えてきたことの成果をしっかり目の前で確認できました。

個人的には、Word やコンパイルにイラったり泣きながら結構がんばって作ったパンフレットを、待合でたくさんのお客さんに見ていただいたことがとても嬉しかったです。ミスはあったが。

茶会 秋聲は、会員の喜びやら反省やらをぽんぽん引き出しつつ、あっという間に終わりました。

片づけも帰りの会も終わって見た大学祭の花火はとってもきれいでした。

 

打ち上げもテンション高めでわーわー言って楽しかったし。

2次会での茶道研究会九州軍団の話は凄かったし。

なんか慣れないことやって大変だったけど、実委やってみてよかったなぁとしみじみ思いました。

一緒に実委やった明山くん、毛利さんお疲れ様でした。

会長の増田さんも半東だった2年生の皆さんも、当日しっかり自分の仕事をこなしていただいた皆さんもお疲れ様でした。

 

今日は炉が開きます。おめでとう!

またお稽古がんばりましょう。

それではさよなら!