「へうげもの」はお茶人気を高められるか?

どうも。曽我です。あいかわらず稽古とは何の関係もないことを書きます。

 

みなさんは、「スポコン系ドラマ・アニメ」が流行ると、その年、関連する部活への加入率が高いという噂をきいたことがあるでしょうか?

例えば「エースをねらえ!」が流行るとテニス部へどーっと、「アタックNo.1」が流行るとバレー部にどーっとなんてことが過去あったそうですな。

 

芸術系でも「のだめカンタービレ!」や「スウィングガールズ」なんかが流行って、ブラスバンドやオーケストラを始める人が増えたなんてことを耳にします。

 

そんな中、われらが茶の湯をテーマとした待望のアニメが今春より登場しております。

その名も「へうげもの」。

山田芳裕作で週刊モーニングに連載中の人気漫画がアニメ化された作品です。

 

主人公は「古田織部」。利休七哲の1人であるとともに、武家茶の基礎を築いたことで有名ですね。

先日私が紹介した「浄土寺露滴庵」は織部好みの茶室である「薮内燕庵」の写でしたが、数寄者として時には奇妙な行動により、世間を賑わせた人物であったようです。

 

小生は「へうげもの見てお茶に興味もちました!」って感じでお茶ブームが起こるのか?なんて淡い期待を抱いておりましたが、今のところなさそうですね。。。

武家茶だから?かと思ってましたが、上田宗箇流の知人に尋ねてもとんと影響がないと語っておりました。

 

いやいやもしかして、これからぐっとお茶人気が高まるのかも?とさらに期待しておきたいと思います。ぜひ、へうげものを読んで興味を持った方はお茶を始めてみてください。そして、ブームを引き起こしてください。

 

ちなみにへうげものに関して今月号の「同門」で熊倉功夫先生が触れられていましたのでそれもご報告申し上げて、お仕舞とさせていただきます。